国内

アメリカとの「壁」で注目 V6長野博も推すメキシカンフード

V6長野が「冷めても美味しい」というGYGのブリトー

 トランプ米大統領の「国境に壁を建設する」発言で一躍注目を浴びた国・メキシコ。1月にはメキシコ大統領が首脳会談のための訪米中止を決定し波紋を広げている。

 一方、日本では都内を中心に“壁騒動”とは全く別の角度でメキシコに関心が集まっていた。

「2015年にグズマンやタコベルなど大手チェーン店が国内進出したのをきっかけに、メキシカンフードが盛り上がっています。今までもメキシコ料理店はありましたが、片手で食べられる画期的さや、派手でインパクトのあるお店が“おしゃれで気分が上がる”とインスタグラムでも人気です。しかも野菜たっぷりでヘルシーなのも今っぽいですよね」(フードジャーナリスト・里井真由美さん)

 しかし、日本人になじみ深いブリトーやタコスは、正式には“テックスメックス”と呼ばれるアメリカ流アレンジ。メキシコ料理のレシピ本を手がけるライター・志田実恵さんは、

「本国では安くて高カロリーな食事を求めるかたが多く、必ずしもヘルシーとは言えないのですが、今日本で流行しているものはヘルシーにアレンジされています。メキシコ料理は2010年にユネスコ無形文化遺産に登録されたほど奥が深く、歴史ある文化です。メキシコ特有のカラフルな色遣いのお店で食事することが異国の文化を楽しむきっかけになるのは素敵なことですね」

 お気に入りのメキシカンを食べてケ・リコ!(おいしい)と叫ぼう。

 そんなメキシカンは、TWENTIETH TRIANGLE TOUR『戸惑いの惑星』に出演中のV6長野博もプライベートで食べに行くほどのお気に入り。

「グズマン イー ゴメズは原宿店ができてすぐにプライベートで行きました。ブリトーやタコスのお店も新店ができるとよく行っていたので、オーストラリアの人気店が日本に上陸すると聞いて楽しみにしていました。

 グズマンのブリトーは、1本の中にお肉も野菜も炭水化物も入って、満足感があるのがいいですね。チキンはお肉がしっとりとして、全体的にやさしい味なので食べやすい。

 辛さが欲しいなら辛みを足したり、好きな人はパクチーをトッピングしたり、自分流にカスタマイズできるのも楽しくていいですね」

 オーストラリアで大人気のブリトー店“GYG”こと『グズマン イー ゴメズ』は、2015年4月にラフォーレ原宿に1号店がオープンしてから、一気に4号店まで増えるほど勢いのある店舗だ。看板メニューのブリトーは初めて見るとそのボリュームに驚くかもしれないが、ワンハンドで食べられる手軽さや、ヘルシーな素材にヤミツキになる女性が急増している。

『グズマン イー ゴメズ』
住所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー内2F
営業時間:11時~14時30分
定休日:土日祝

※女性セブン2017年2月16日号

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