芸能

木村拓哉が草なぎに贈った品がオク出品「ファンは買わない」

「友情の印」の品が(ヤフオク!公式HPより)

 1月23日、日本最大級のネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品された思わぬ“レアもの”が、SMAPファンを驚かせた。
 
〈SMAP草なぎ剛さん使用済みピック(木村拓哉さんからのプレゼント)〉

 白い文字で「草」と書かれた黒いギターのピックの紹介文にはこう綴られている。

〈草なぎさんが、ギター指導者であるTRICERATOPSのツアーファイナルにサプライズで登場し、圧巻のギタープレイを披露した際の、草なぎ剛さんギター演奏初ステージで使用したピックです(中略)演奏終わりにそっとステージから使用していたピックを手渡ししていただきました〉

 出品者は、このライブを最前列で観賞していたTRICERATOPSのファンだといい、出品価格はなんと50万円。この商品、果たして本物なのか。

「草なぎクンが木村クンの影響を受けてギターを始めたことはファンの間では有名な話です。草なぎクンの40歳の誕生日に木村クンがピックをプレゼントしたことはテレビでも紹介されていますから本物の可能性は高いです」(SMAPファン)

 その後、この「ヤフオク!」出品が思わぬ波紋を広げることになった。草なぎ本人が出品したわけでもないのに、ネット上には草なぎを批判する書き込みが相次いだのである。

〈木村くんの想いがつまったピックなのに〉
〈つよぽんに大切に持っていてほしかった〉
〈草なぎくん最低〉

 このバッシングの背景にあるのは、やはりSMAPの解散だ。ジャニーズ残留派の木村と独立を画策した4人の深刻な対立は今も盛んに報じられているが、このところ特に喧伝されているのが木村と草なぎの因縁である。2人はともに1月スタートの主演ドラマを持っている。

「草なぎは『嘘の戦争』(フジテレビ系・火曜夜9時~~)、木村は『A LIFE』(TBS系・日曜夜9時~~)の主演です。『A LIFE』は竹内結子、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃といった豪華キャスティングで、木村は放送開始前から番宣でメディアに出ずっぱりだった。もしこれで草なぎのドラマに視聴率で負けたら“キムタク伝説”は完全に終わると噂されていた」(テレビ雑誌ライター)

 結果、初回の視聴率は『嘘の戦争』の11.8%に対し、『A LIFE』は14.7%と、木村に軍配が上がった。だが、「あれだけ番宣に力を入れた割には期待外れ」(TBS関係者)との声もあり、まだまだ勝負の行方はわからない。

 そんななかでの“友情の印”の出品だっただけに、ファンはざわついたようだ。

 別にピック1枚で目くじら立てることもないだろう──と思いきや、あるSMAPファンは「本当のファンなら絶対に買いませんよ!」と声を荒らげた。

 50万円という高値もあってか、二度出品されたにもかかわらず、入札・落札者は現われなかった。

※週刊ポスト2017年2月17日号

関連記事

トピックス

憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見えない恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された愛子さま(2025年5月8日、撮影/JMPA)
《初の万博ご視察》愛子さま、親しみやすさとフォーマルをミックスしたホワイトコーデ
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン