《特別編成のため番組をお休みさせていただきます》。2月6日夕刻、『スタジオパークからこんにちは』(NHK)の番組ホームページに、こんな告知が掲載された。翌7日の放送が急遽中止になったことを伝えるものだった。
同日は高畑淳子(62才)のレギュラー復帰日として発表されていただけに、この中止がテレビ関係者の間で波紋を呼んでいる。
「裕太さんの強姦致傷容疑での逮捕劇から半年、ようやくテレビに…というタイミングでいきなり休止ですからね。表向きは国会中継ということですが、高畑さんの復帰発表以降、NHKには“まだ早すぎる”といったクレームが相当来ていたそうなので、その辺りも原因の一端だったのかな、と」(テレビ関係者)
昨年9月からスタートした主演舞台『雪まろげ』を除けば、事件後初めてのメディア露出だっただけに、一転の中止を受けて高畑は大きなショックを受けたという。
「NHKの出演が今後の地上派テレビ復帰の“免罪符”になるからです。これまでキー局はスポンサーの顔色を気にして、高畑さんに出演オファーを出せずにいた。でも、NHKに出演したという事実があれば、スポンサーを説得しやすい。なんといっても公共放送に出ているわけですから。実際、『スタジオパーク』の復帰を機に彼女は各局の番組に出演していく予定でした。1週置いて再出演の予定なので、胸をなでおろしたことでしょう」(別のテレビ関係者)
一部報道によれば、裕太の逮捕によるCM降板等の損害は1億円にも上るといわれている。一家の大黒柱たる高畑にとって、テレビ出演料は重要な収入源に位置づけているはずだ。
念願のテレビ復帰を控えた高畑は今、どうしているのか。彼女の姿は、事件当時の自宅から3km離れた都心の高級住宅街にあった。
2015年5月、同地に140平方メートルの土地を購入した高畑は、上物合わせて2億円という4階建ての大豪邸を建築。今年初めに完成し、すでに引っ越しを終えていた。
「1月末にはほとんど荷物を運び終えていました。挨拶はいまだにありません。ひっそりと、隠れるように越してきました。正直、この辺りの住人はあまり歓迎していませんからね。もし裕太さんまで来るとなれば、やっぱりね…。もう新居に住んでいて、最上階で引きこもっているらしい…なんて噂も聞きますけどね」(近隣住人)
転居前に一家が暮らした自宅は、賠償金の返済に充てるべく売却予定だとも報じられている。前途は多難である。
※女性セブン2017年2月23日号