女性セブンのアラカン名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の不条理に斬り込む! 今回は、芸能人の交際事情に物申す!
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「22才」と言われ、“大人の交際”を始めたら、実は17才の女子高校生だったことがわかり、芸能活動の無期限謹慎となった狩野英孝氏。6股交際がバレて、出直したばかりだったから、当然といえば当然だけど、法律のほうもスッキリしないんだよね。
20才以上と「交際しました」とか、「されちゃいました」と18才未満から言われたら淫行で犯罪行為だけど、お国の定める結婚は、女は16才、男は18才から。
だから、淫らな行為をしても結婚したら、いや、しなくても結婚が前提だったらいい。未成年同士の“マジメな交際”もOKって、このあたりが「なんだかなぁ」なのよ。“売り買い”の話は別だけど、要はお互いの気持ちひとつなんだもの。
その上で言うけど、芸能人の下半身騒動って、やっぱり“不徳”の一言につきるね。狩野氏の、「相手が未成年と知らなかった」もアウト。
だって、いくらなんでも“いい塩梅”になる前に話をするでしょ。趣味は、好きな音楽は、得意な科目は、友達は、家族構成は。
えっ? 好みの顔とバストだったんで、あとはよく見てない、聞いてない? まさかね。
◆「抱かれたい」と全国を追っかけるファンも
数年前、ある売れっ子芸人の取材で地方の劇場に行ったことがある。そのとき出待ちしていた30代女の2人連れに話を聞いたら、まだ売れていない芸人の追っかけで全国を回っているそう。
「交際? う~ん、そうなればいいけど、ならなくてもいいなぁ~」と、身をよじり、「有名人に抱かれたら、自慢できるもん」と胸を張る。そのために、時間が自由になり、稼ぎのいい仕事についているのだとか。
「それ、私にもできる仕事なの?」と聞いても、ニヤニヤするばかり。
「そこまで好きなら、人に自慢なんかしないで、芸人の名前やプライバシーを守るという気持ちは?」と聞いたら、「何それ。意味ないでしょ」と笑われた。確かにね。
◆人の羨望と恨み、妬み、嫉みを背負ってこそ有名人