芸能

米紙も大絶賛 渡辺直美にビヨンセが近づいてきた!

『ワシントン・ポスト』も特集を組み大絶賛

 世界最大の音楽の祭典、2017年の『グラミー賞』授賞式が米・ロサンゼルスで行われ(13日)、世界の歌姫・ビヨンセ(35才)が圧巻のパフォーマンスを魅せた。妊娠を公表してから初めてのステージ。ビヨンセは双子を妊娠中という大きなお腹を隠すことなく、体が透けるゴールドの衣装に身を包み、観音様のような神々しい姿で2曲を歌いあげ、会場からスタンディング・オベーションを受けた。

 そんなビヨンセの姿に、「向こうが(体形を)寄せてきましたね」と不敵に笑うのは「和製ビヨンセ」ことお笑い芸人の渡辺直美(29才)。公式プロフィールは身長157cm、95kg、Hカップ。ビヨンセの歌声に乗せたキレのある踊りは「違うのはお腹周りのサイズくらい」と評判だったが、ビヨンセ妊娠で体形もソックリ(!?)に。そして圧巻の存在感もビヨンセ級と話題になっている。

 というのも、2月9日、米の新聞『ワシントン・ポスト』に渡辺の特集が掲載されたのだ。その紙面の中でも、1ページ丸々割かれた注目の記事は、同日に日米首脳会談のため訪米していた安倍晋三首相の記事よりも扱いが大きかった。

 記事ではやせた女性ばかりがもてはやされる日本で、デブキャラで成功し、ぽっちゃりを誇っている渡辺の生き方を褒めちぎり、彼女のインタビューを交え、人気の秘密を解き明かしている。

《日本では、渡辺直美は大きな存在だ。インスタグラムでは600万人のフォロワーがいて、テレビや雑誌の表紙の常連でもあり、独自のファッション感覚を持ち、日本の鉄道会社が「ワタナベナオミトレイン」を作るほどだ》(ワシントン・ポストより)

 確かに渡辺の人気はとどまるところを知らない。昨年の『Vogue Japan』では「今年の女性」の1人に選ばれた。ロサンゼルス、ニューヨーク、台湾をまわる海外ツアーを行い、ビヨンセやレディー・ガガ(30才)のものまねも高く評価された。年末の『NHK紅白歌合戦』では、もっと見たかったパフォーマンスとして視聴者が口にしたのは、企画枠で出演した渡辺のビヨンセだったという。

 国内ダントツ1位のフォロワー数で「インスタの女王」といわれ、29才の誕生日にアップした写真には約62万人から「いいね!」が寄せられた。

「おしゃれでキュートで元気が出る。惜しげもなく水着姿を披露し、体重計に乗った写真をアップすれば“あれ? 食べすぎ? さっきまで45kgだったのに”とユーモアたっぷりのコメント。太った女性のファッションも変えました」(芸能関係者)

 台湾生まれの茨城育ちで、デビューは18才。母親の反対を押し切っての芸能界入りだった。

「渡辺さんのお父さんは日本人でお母さんは台湾人。小さい頃に離婚していてお母さんに女手一つで育ててもらったと聞きました。中学を卒業してアルバイト生活をしているときに芸人の夢を反対されたので、家出をして吉本のお笑いスクールに入ったそうです」(前出・関係者)

 初めは鳴かず飛ばずだった。2008年にビヨンセのものまねで一気に露出が増えるも、日本語があまり得意ではなく苦労したという。

「クイズ番組でもお題がわからないことがあったそうです。そんな不安を抱えていたときに、先輩から“だったら長所を伸ばせ”と言われた。それで留学を決めたんです」(前出・関係者)

 2014年に3か月間ニューヨークへ留学。ダンスやショーに磨きをかけ、大ブレークへとつながっていく。今はビヨンセのグラミー賞の妊婦パフォーマンスを! という声が殺到しているという渡辺。日本が誇る「和製ビヨンセ」のネクストステージが見てみたい。

※女性セブン2017年3月2日号

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