綾野剛(35才)がバラエティーに引っ張りだこだ。映画『新宿スワン2』の番宣で多くのバラエティーに登場したのだが、その面白さに注目が集まり、オファーがオファーを呼んだ。
「ぼくは絶対、イケメン枠じゃないんですよ。どう見たって目も離れているし」
1月27日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で「雰囲気イケメンランキング1位」に輝いたことに対してこう発言。2位の松山ケンイチ(31才)、3位の小栗旬(34才)のこともバッサリ。
「小栗はかっこよくないし、ケンちゃんもよく見たらかっこよくない」
じゃあ、本当のイケメンって誰なの?と聞かれると、「木村(拓哉)さんじゃないですか?」と即答する様に、皮肉屋の松本人志(53才)も、辛口の坂上忍(49才)も笑い転げた。
これまでの芸能界の“ジョーシキ”では、人気イケメン俳優が「好きなタイプ」を具体的な女優名とともに語るのは御法度。しかし綾野は、前出の『ダウンタウンなう』で「芸能人でいうと誰がタイプ?」の質問を真正面から受け止め、「芸能人って本当にかわいい人多いですよね」と迷った末、「新垣結衣さんは笑顔が100点」とぶっちゃけた。
「あの長尺につきあったことは評価します。普通の俳優って、バラエティー番組に長時間出たがらない。それをナンパ対決に50分間全力投球したのはすごいなと思いました」
辛口コラムニストの今井舞さんが脱帽した“ナンパ駅伝”は1月21日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の1コーナー。芸人軍団とのナンパ対決で綾野は、渋谷のど真ん中に変装なしで立ち、「綾野剛なんですけれど、時間ありますか?」とストレートに女性を口説き、1秒で成功した。
バラエティーでも全力投球の背景には綾野なりの哲学がある。彼はこんなことを公言している。
「ぼくたちがバラエティーに出るときって、ほとんど番宣じゃないですか? こちら側がお邪魔させてもらっているのに、斜に構えている役者さんとか見ると“ん?”って思う」
そしてそのバラエティーの現場でも必ず“友達”“飲み仲間”がいるのが綾野のすごいところ。
「人生は人だ、と思うくらい、人とつながることが好きなんです」
そう話す綾野は、俳優や芸能人だけでなく、地方ロケでお世話になった一般人に会うために旅行するなど、休みが取れたら誰かに会いに行くというのが、ライフワークになっているそう。
※女性セブン2017年3月2日号