「愛子さまはさらにやせられたようだが、お体に異常はないのか」
「一体、どのような対応策が取られているのか」
「回復のご様子が一切見られないではないか」
皇太子さまの57才の誕生日(2月23日)に先立って、ご一家の写真がメディアに公開された2月17日、宮内庁幹部に記者から矢継ぎ早に質問が飛んだ。
愛子さまの激やせについて、皇太子ご夫妻も気が気ではないようだ。皇太子さまは、2月18~20日に北海道・札幌に足を運ばれ、陛下の名代として冬季アジア大会の開会式に臨席されたほか、クロスカントリースキーのレースなどをご覧になった。
「皇太子さまは、昨年の台風の被害状況などをお聞きになり、“国道がまだ復旧できていないところもあるんですね”と心配されたご様子を見せられました。また、アイヌ文化の説明を受けられ、大変関心を示されていたといいます」(皇室記者)
だが、新千歳空港や沿道に集まった人たちからは、
「雅子さまを拝見するのを楽しみにしていたのに…」
「なんだか、皇太子さまお1人だと寂しい感じがしますね」
と、落胆の声が聞かれた。今回の札幌訪問には、当初雅子さまも同行される方向で調整が進められていた。
「皇太子さまが陛下の名代ということは、必然的に雅子さまは、美智子さまの代わりとして同行されるものだと考えられていました。実際、事前に報道陣に配られたアジア大会のしおりにも、雅子さまのお名前が記載されていました」(皇室記者)
雅子さまの札幌訪問取りやめが発表されたのは2月10日のことだった。
「取りやめの理由は、雅子さまのご体調や、気温が低い中での公務には無理があり、また2泊という日程も負担が大きいとのことでした。ですが、実はその日、愛子さまが学校を欠席されたのです。風邪の予兆があり、特に大きな症状はないものの体調不良を訴えられたそうです。それから数時間後に、雅子さまの札幌訪問取りやめが発表された。宮内庁側は関連はないと強調しましたが、親心に娘を心配するのは当然のことですし、まして愛子さまは激やせの状態にあるわけですから」(皇室ジャーナリスト)
別の学習院関係者はこう危惧する。
「高等科進学の手続き書類は、2月中に提出します。定期テストや美術作品、実技、授業レポートやノート、学習態度などを総合的に見て評価が行われますが、愛子さまは1か月半の欠席もあり出席数が他の生徒と比べて圧倒的に少ない。もちろん、それだけで高校進学が即不可ということにはなりませんが、普通の生徒なら父母が呼び出されて面談などが行われる“イエローカード”の状態といえるでしょう。
雅子さまの胸中に、“もうこれ以上学校は休ませられない”という思いもよぎったのではないでしょうか。だから、北海道行きを取りやめてでも愛子さまのおそばにいることを選ばれたのかもしれません」
※女性セブン2017年3月9日号