大阪・朝日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(23時17分~24時17分)は、2013年10月に始まった関西の街にあふれる“○○過ぎる”をテーマにしたバラエティー番組。大阪、関西の街にあふれている、秘められた『過ぎる』を探し出し、それを素材に、MCのなるみ(44才)と岡村隆史(ナインティナイン・46才)が、驚いたり、感心したり、憤慨したり、笑ったりする「関西文化人類学」トークバラエティーだ。
岡村にとっては約20年ぶりとなる大阪でのレギュラーだ。
「最初は“あの岡村隆史が大阪で番組を始めた”と珍しがられました。私たちも最初の1年半は岡村さんをスター扱いしていました。
しかし、今は、岡村さんがとても身近な存在になっている。なるみさんも“はよ、結婚相手見つけぇや!”とか、まるでお姉ちゃんのようです。岡村さんにしても、大阪で仕事をするのは、実家に帰ったような、ホッとする気持ちもあるんだと思います」(近藤真広プロデューサー)
相性抜群のなるみは、岡村の2才下だが、芸歴は彼より長い。
「彼とは一切打ち合わせしないんです。番組収録前、岡村くんが“おはようございます”って言いに来てくれるんですけど、そのとき“こないだこんなことがあって!”とはしゃべらない。
実家に帰ってきた弟とテレビを見ながらべちゃべちゃしゃべる雰囲気でやっています。ほんまに実家にいる感じでやっているので、“岡村くんの声、ちっちゃいけど”という時があるくらい。“ほんまの家ちゃうんやから、もうちょっと大きい声で”と(笑い)。
今はスタッフみんな“岡村”って呼び捨てです(笑い)。視聴者も、東京の大スターナインティナインの岡村さんではなく、岡村という1人の独身男性として受け止めていると思います。放送4年目になって、すごく関西になじんでいるんです。もちろん、あの人に関西に対する愛情があって、この番組をすごく大事にしているからでもあると思いますよ。そういうの見ている人に伝わりますからね」(なるみ)
※女性セブン2017年3月9日号