本誌・週刊ポスト前号のスクープ記事により交際が発覚した、嵐の櫻井翔(35)とテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(32)。人気No.1のアイドルと、『報道ステーション』というテレ朝の看板番組キャスターという異色の組み合わせは、世間に衝撃をもたらした。
前号で本誌が2人の交際について、ジャニーズ事務所、テレビ朝日にそれぞれ取材したところ、両者とも「親しい友人の一人」と回答した。示し合わせたようにコメントが一致したのである。
一般的に、芸能事務所がいう「親しい友人」とは、“友人以上”の関係を含むことも少なくない。ジャニーズ事務所がそう回答するのも異例だが、それ以上にテレビ局がこのような回答をすることは珍しい。テレ朝がどのような意図を持って答えたのか、さまざまな憶測が飛び交った。
「通常、アナウンサーの交際についてテレビ局は、“プライベートについてはお答えしていません”という紋切り型の回答しか寄越さない。それがジャニーズと回答が揃ったため、2人は“結婚を前提とした深い交際をしているのではないか”と色めき立った」(スポーツ紙芸能デスク)
テレ朝がこのような回答をした背景を同局の局員が解説する。
「ポストの取材を受けて局幹部が小川アナに確認をしたところ、本人は交際していることをすぐに認めたようです。しかし、櫻井さんが嵐という人気アイドルグループの一員で、かつ『NEWS ZERO』(日本テレビ系)という放送時間が被るライバル報道番組のキャスターを務めていることを気にした小川は、“番組を降りてもいい。会社を辞める覚悟もある”とこぼしたそうです。その言葉に慌てた幹部がジャニーズ側と相談し、回答を揃えたようです」
撮影■渡辺利博
※週刊ポスト2017年3月17日号