鼻ペチャ顔に太い首、がっちりボディーに短めの手足がなんともキュートなパグ。寒いのが苦手で、抜け毛の量が多いため、ファッションも兼ねて洋服を着せたい飼い主さんは多いが、
「ボクたち、体形に合うお洋服がお店に売ってないんです!!」と訴えるのはパグ界の有名犬、次郎。
「首回りに合わせると着丈が長いし、胴回りに合わせるとブカブカ。ママが、売ってないなら作っちゃえ!とボクの洋服を作ってSNSにアップしたのが、パグ犬グッズ専門ネットショップ『はなペチャ家』のはじまりなんだ」
セミオーダーの洋服やハーネスの製作を担当するのは亜紀子ママ、ネットの管理は俊彦パパ。息子の次郎はモデル兼商品開発アドバイザーと、家族経営の『はなペチャ家』。雑誌やテレビ番組などでも取り上げられることが多く、
「坂上忍さんちの“パグゾウ”くんも愛用してくれているんだよ」
と、低い鼻を高くする次郎。色や柄だけじゃなく、肌触りまで厳選した布を使って手作りされたパグ服の数々。次郎がモデルを務めるアイテムは注文が殺到するという。
「なんたって生後7か月からモデルの仕事やってるから着こなしはまかせて!」
パグコレでランウェイを歩く姿も夢じゃない!?
【プロフィール】
名前:次郎 ♂
年齢:5歳
種類:犬(パグ)
勤務先:はなペチャ家
職種:モデルであり、商品開発アドバイザー。宣伝広報。
主な仕事内容:フリーのモデルとして活躍しつつ、はなペチャ家の商品開発にも携わる。
お給料:ブランドの“顔”なので、自分のごはん代以上に稼いでいます!
好きなこと:写真を撮られることと、食べること。
嫌いなこと:運動が苦手で、階段を踏み外したりすることもしばしば。
現在の悩み:太りやすいので、モデル体形を維持するのが大変!
将来の夢:海外進出して国際的なモデルになり、華々しく“パグコレ”をやりたい。
試着して着心地を確かめるのも、ボクのお仕事。誰!? おもしろい顔になっちゃってるなんて言ってるのは!?
撮影/山口規子
※女性セブン2017年3月16日号