芸能

電撃引退の堀北真希 直筆メッセージに込めた「本音」

突然の引退発表に込めた思いは

 各スポーツ紙に躍った「引退」の文字にショックを受けたファンも多いのではないか。2月28日、女優・堀北真希(28)が芸能界からの引退を突然に発表した。

「2015年8月に俳優・山本耕史(40)と電撃結婚し、昨年末には第一子を出産。尊敬する山口百恵のように家庭に入って夫を支えたいというのが引退の理由のようです」(スポーツ紙芸能デスク)

 だが、「それは表向きの理由」との声もある。堀北と親しい芸能関係者が声を潜める。

「堀北は所属事務所の敏腕女性社長が育て上げた。母子のように睦まじかった2人の関係は、堀北の結婚でガラリと変わった。山本からの手紙攻勢に陥落したという“交際0日”婚は女性社長にとって寝耳に水だったのです。

 さらに堀北の妊娠報道が安定期に入る前に出てしまったことも亀裂を深めた。その際の事務所の対応に堀北は不満タラタラだったそうです。その後はCMの契約更新にも一切応じず、契約交渉に弁護士を入れるほどギクシャクしていた」

 その確執は第一子誕生の発表にも表われた。

「本来であれば、事務所を通じて発表するのが自然ですが、なぜか山本の親友である元SMAPの香取慎吾(40)が司会を務めるバラエティ番組で“暴露”するという形での発表となった。堀北の所属事務所は出産したことも知らされてなかった」(前出・芸能デスク)

 この「電撃引退」には“ある人物”の存在も大きく関係しているという。

「山本の母親、つまり堀北の姑で、山本の所属事務所の社長でもある『山本ママ』の意向があるのではという見方です。彼女は“やり手のステージママ”としても有名で、堀北は彼女に相談したという噂も出ている。堀北の子育てが一段落すれば、復帰して夫婦セットで売り出すのでは、という見方もあるくらいです」(前出・芸能関係者)

 山本ママに真相を尋ねると「あるわけないじゃないですか。私は彼女が(将来的に)どうするかはわからないし、考えたこともありませんから」と答えた。

 とはいえ、「引退」とセンセーショナルに報じられているが、堀北自身は一言も「引退」という言葉を使っていない。

「所属事務所が各メディアに送った文書には『引退』の2文字があるが、堀北の直筆のメッセージには『お仕事から離れる』としか書かれていない。もし復帰するとなれば、『堀北真希』は所属事務所の女性社長がつけた芸名なので使えない。本名で活動するのかもしれません」(同前)

 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』でのブレイク以来、男性ファンを虜にしてきた堀北。このまま姿が見られなくなるのは残念だが。

※週刊ポスト2017年3月17日号

関連記事

トピックス

フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
新年度も順調に仕事を増やし続けている森香澄
《各方面から引っ張りだこ》森香澄、“あざとかわいい”だけじゃない「実はすごいアナウンス力」、「SNSの使い方はピカイチ」
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン