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居酒屋でコスパのいい頼み方 ビールや刺身が正解

居酒屋でコスパのいいメニューは?

 コスパとは、コストパフォーマンスの略で費用対効果のこと。外食産業では価格から原材料費や人件費などを引いた店の“もうけ”が少ない方が、客にとってはコスパがいいことに。つまり、店がもうけを無視して出すコスパのいいメニューを選べばお得といえる。居酒屋では、私たちはメニューのどこを見て、何を食べるべきなのか。

 フードジャーナリストのはんつ遠藤さんが語る。

「居酒屋では『まずはビール』が正解です。サワーは、酒を炭酸などで薄めているので、原材料費があまりかかっておらず、コスパがかなり悪いんです」

 ビールやワイン、日本酒など、薄めず飲める酒を選ぼう。

「ビールなら生ビールより瓶ビールがおすすめです。生ビールはタンクで大量に仕入れ、小分けにして提供することが多いですが、瓶ビールは1本ずつ仕入れるので、仕入れ値が高いんです」(はんつ遠藤さん)

 つまみでは、旬の食材を使ったものがおいしいが、コスパだけで考えるといいとはいえない。

「旬の食材はその時期大量に出回るため、原材料費が安くなるんです。1年通じて注文すべきなのは刺身ですね」(はんつ遠藤さん)

 素材を加工していないもの、鮮度が求められる食材は、原材料費が比較的高いので、コスパがいいと覚えておこう。

【コスパのいいメニューの見抜きPOINT】

●刺身など、鮮度が問われるメニューを頼もう。
●ミニトマトは、普通のトマトより原価が高い。サラダにミニトマトが入っているかチェックを。
●唐揚げは比較的コスパがいいが、かき揚げは原価の安い。野菜を使っていることが多く、コスパは悪い。

※女性セブン2017年3月16日号

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