国や都道府県、市区町村の境界には「目には見えない線」が引かれている。その由来は様々だ。地形が理由のこともあれば、人間の勝手な都合で引かれたものもある。そんな境界を巡るドラマを追いかける謎の団体「境界協会」──彼らとともに境界の魅力を探った。
山形と新潟の間には、幅約1mの“ほっそ~い福島”が存在する。山道が全長約7kmにわたって続く。現地を歩いたライター・西村まさゆき氏の話。
「興味本位で行ってみましたが、標高2000m超の場所で、鎖を使って岩をよじ登らなければ進めない場所もあった。現地に行く際には準備を怠らないでほしい」
※週刊ポスト2017年3月17日号