アジア中の韓流ファンの間で、“ボゴミー”旋風が吹き荒れている。凜として気高く優しいまなざし、古風だけど華やかなビジュアル――守られたいというより守ってあげたくなる、まぶしすぎる韓流新プリンス、パク・ボゴムの公式初来日に本誌が急接近!
昨年、ロマンス時代劇『雲が描いた月明り』の放送直後、ソウルの街の広告はパク・ボゴム一色になった。
今年2月のファンミーティングは、本作が日本ではまだ一部のケーブル放送で始まったばかりという状況にもかかわらず、会場の東京国際フォーラムホールAを上階まで満席にする大盛況ぶりだった。韓流ファンだけでなく、女子中高大生をはじめとする若い女性、そして若い男性までもが胸を熱くしてこのイベントに駆けつけた点が、他の韓国俳優とは一線を画している。そんなボゴムに公式初来日の感想を聞いてみると――。
「短い日程ながら、東京ディズニーランドやお台場、富士急ハイランドに温泉と、あちこち見て回ることができました。たとえば食べ物の盛りつけひとつをとっても、かつて日本映画の中で見ていた感性を感じられて、素晴らしいなと思いました」
――まだ食べていないものはありますか?
「おこのみやき!(日本語) 東京でほかにお勧めの食べ物はありませんか?」
さすがは“モク・ボゴム(食べるボゴム)”というニックネームがつくだけあって、こんな逆質問が返ってきた。
――明太子がお好きとのことなので、明太子入りのもんじゃ焼きはどうですか?(通訳がもんじゃ焼きを説明)
「へーえ、ありがとうございます!(日本語)次に来たらさらにあれこれ食べてみたいなと思います(笑い)」
◆パク・ボゴム
1993年6月16日生まれ、韓国・ソウル市出身、身長182cm、65kg。2011年映画『ブラインド』でデビュー、ドラマ『のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ』や『恋のスケッチ~応答せよ1988~』に出演、2016年に主演を務めた時代劇『雲が描いた月明り』が大ヒットし国民的俳優に。音楽番組『MUSIC BANK』のMCも務め(2015~2016年)、『雲が描いた月明り』では挿入歌も歌うなど多彩に活躍。パク・ボゴム ジャパンオフィシャルファンクラブ http://www.bogum.jp
撮影/小林ばく
※女性セブン2017年3月23日号