自らが経営する東京・新橋の居酒屋の営業を終えて出てきたのは深夜2時を過ぎていた。デーブ大久保(50才)の隣に、若い女性がぴたりと寄り添う。ふたりはタクシーに乗り込むと、都内のマンションへ。
デーブは、プロ野球に入って3年目、20才のときに幼なじみだったA子さんと結婚、3人の子供に恵まれた。だがその夜、デーブの隣にいた女性は妻ではなく、帰宅したマンションは自宅ではなかった。球界関係者が明かす。
「デーブさん、実は奥さんと離婚したらしいんです。新恋人はデーブさんより15才年下で、もう一緒に暮らしていますよ」
デーブは過去に不倫や隠し子が報じられるなど、奔放な女性関係で知られてきた。だが、A子さんは「プロ野球選手とはそういうもの」と黙認。しかしA子さんの堪忍袋の緒が切れる事件が起こる。
「7年前、デーブさんが、当時コーチをしていた西武ライオンズの有望若手選手への暴行疑惑で解雇されたんです。A子さんは“暴行は犯罪。不倫みたいに笑いの種にもならない”と怒り心頭。大きな溝ができてしまった」(前出・球界関係者)
その後、デーブは東北楽天ゴールデンイーグルス(仙台)でコーチ、監督を歴任し、単身赴任生活に。
「2015年いっぱいで監督を辞めて東京に戻りましたが、やっぱり“一緒には暮らせない”とデーブさんが家を出たんです。離婚を公にしなかったのは、お子さんが結婚を控えていたことが理由だったそうです」(前出・球界関係者)
女性セブンは都内の自宅前でA子さんに離婚について直撃した。
「“主人”は店なんですけど!」
怒り露わな口調で答えたA子さんだったが、
──もう別の女性と住んでいらっしゃるようですが?
そうぶつけると、表情を凍りつかせ、言葉を選ぶ。
「じゃあ、本人に聞いてください!」
一方、居酒屋にいたデーブに、離婚や新恋人について聞くと、
「離婚したとかしてないとか、一切答える気はありません。もう、一介の居酒屋の親父だよ? なにも答えないと決めているんです…」
現役時代、豪快なスイングで人気を博したデーブから、思い切りのいい言葉は聞かれなかった。
※女性セブン2017年3月30日・4月6日号