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医療機関でのED診察 「脱ぐ」「状態を確認する」はある?

医療機関での診察は「問診」が基本

 高齢化社会が進行するなか、中高年男性が残りの人生をより豊かに、勇気をもって生きられるにはどうすればいいか。そこに必要なものの一つは、より充実した性生活である。その支えとなるのがED治療だが、医師にかかる際、各医療機関には、把握しておくべきメリットとデメリットがある。

「総合病院や大学病院は、看護師や受付などに女性スタッフもいますが、小規模のED専門クリニックは、スタッフが男性のみというケースが多く、周りの目を過度に気にしなくて済む。薬の処方も、病院だと女性薬剤師のいる院外薬局のケースが多いが、専門クリニックは男性医師による院内処方がほとんど。ED治療を他人に知られたくないという気持ちが強い人には、専門クリニックの受診を勧めます」(新宿ライフクリニック院長の須田隆興医師)

 だが、既に泌尿器系の疾患がある場合は、泌尿器科のほうがスムーズな治療を期待できる。

「前立腺肥大や前立腺がんなど泌尿器系の疾患が原因のEDの可能性がある人は、泌尿器科の受診が望ましい」(同前)

 医療機関での診察は「問診」が基本となる。

「誤解されがちですが、『診察時に下着を脱いで勃起時の状態を確認する』、『陰部を露出させて器具を当てて検査する』といったことは必要ありません。『セックスに満足しているか』、『勃起時の硬度はどうか』といった問診が重要視されます」(同前)

※週刊ポスト2017年3月24・31日号

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