「やっぱりツアー初戦は大忙しでした……」──女子プロゴルフツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディス終了後、こう疲れた表情を浮かべたのは、あるゴルフカメラマンだ。
有村智恵(29)の日本ツアー本格復帰に、宮里藍(31)の6年ぶり参戦など、話題の多かった今年の開幕戦は、韓国のアン・ソンジュ(29)が優勝。3年連続賞金女王を目指すイ・ボミ(28)も3位タイと好発進し、今年も女子プロゴルフ界の“韓流”旋風は止みそうもない。
「加えて、今年はイ・ボミやキム・ハヌル(28)を超える逸材といわれる“8頭身”のユン・チェヨン(30)と、“セクシークイーン”のアン・シネ(26、開幕戦は不出場)という2人の美女ゴルファーが日本ツアーに参戦します。開幕戦はユン・チェヨンの美貌が伝わるショットを撮らなければならないのでコースを駆けずり回りました」(同前)
韓流ゴルファーを追っかける際、こんな“お作法”があるという。
「オフに、韓国に帰国した際に“プチ整形”して日本に戻ってくる選手が少なくないんです。以前、ある選手の1シーズン前の写真を雑誌に掲載したら、本人、家族、スポンサーから猛クレームが来たこともありました。安易に古い写真を使えないので、開幕戦では新しい写真を撮っておかなければならない」(同前)
開幕戦ならではの仕事は他にもある。
「有村や大山志保(39)が今シーズンから用具の契約メーカーを変えたように、スポンサーの都合上、昨シーズンの写真が使えない選手が毎年何人も現われるんです」(同前)
そして今年ブレイクしそうな新顔をいち早く探し出すことだ。今年、カメラマンの間で注目を集めた美女ゴルファーは誰だったのか。
「福井で生まれ、4歳まで日本で育った中国人選手のセキ・ユウティン(19)です。アイドル級のかわいらしいルックスに、171センチとスタイルも抜群です。星座占いが大好きで、その日使用するボールは占いで決めるという女の子らしい一面がファンの心をくすぐります。昨シーズンは中国ツアーで賞金女王に輝いており、実力も折り紙付きです」(同前)
韓流の次は華流ブームが到来する!?
※週刊ポスト2017年3月24・31日号