スタート時の視聴率は13.8%(第1回)と好発進だった『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。吉高由里子(28)、榮倉奈々(29)、大島優子(28)という人気女優がトリプル主演、同名の人気コミックが原作ということもあり話題性は高かったが、3月15日放送の第9話(全10回)の視聴率は8.5%まで落ち込み、期待したほどの大ヒットとはならなかった。
3月下旬、同ドラマの打ち上げが都内港区の結婚式場で行なわれた。さぞかし重苦しい雰囲気かと思いきや、会場内は非常に盛り上がったようだ。ドラマ関係者が明かす。
「吉高さんは、アルコールが入ってテンションが上がりすぎたのか、“ウィー!”と叫んでいました(笑い)。出演してたハイボールのCMそのまま、いやそれ以上にノリノリでした。スタッフたちも心配したのか、1次会終了時には、『外で週刊誌が張り込んでいます。変なことをしないで2次会会場へ移動してください!』というアナウンスが流れたほど」
打ち上げには主要キャストが勢揃い。主題歌を歌ったPerfumeの3人も参加した。吉高は一緒にダンスを踊ったことをツイッター(26日付)で明かしている。
会場が最も沸いたのが、お開き直前に行なわれた豪華賞品つきのくじ引き大会だった。前出の関係者の話。
「1~3位までの賞品は、メインキャスト3人からの提供でした。1位は吉高由里子賞で、約40万円相当ほどのラスベガスペア宿泊券。2位は榮倉奈々賞で、約20万円相当のモルディブ旅行券。3位の大島優子賞は20万円相当の星野リゾートペア宿泊券でした」
他にも、10万円相当の旅行券や、焼き肉「叙々苑」10万円券、商品券5万円、高級炊飯器などの高額賞品が並んだという。視聴率がイマイチだったとは思えないバブリーさだ。
「吉高、榮倉、大島の3人は『この現場が大好きだった』と公言し、ドラマの撮影は終始明るい雰囲気でした。だからこそ、スタッフへの感謝を込めて超豪華賞品を大盤振る舞いしたのでしょう。スタッフたちも、“当たった~!”と大喜びで歓声をあげていました」(前出・ドラマ関係者)
プライベートでも仲良しという吉高ら3人。和気あいあいのロケは素晴らしい思い出になったに違いない。これで“高視聴率なら”文句なしだったけど……タラレバを言っても仕方ないか。
撮影■池田龍三
※週刊ポスト2017年4月14日号