4月になり、新しい年度が始まった。フレッシュな新人が街に溢れる時期だが、TVウォッチャーが気になるのは、初々しい新人の女子アナたち。今年はどんな新人が入社したのか。
テレビ朝日に入社したのは三谷紬(みたに・つむぎ)。入社式の挨拶で、珍しい名前の由来について「実家が呉服屋を営んでいるから」と明かしている。三谷は法政大学社会学部を卒業。女性ファッション誌『ar』のモデルや美容室のカットモデルを経験するなどメディア露出も多い。在学中には入学式や卒業式の司会も務めた。
中野美奈子、青木裕子、竹内由恵らを輩出してきたミス慶應。今年はテレビ東京に角谷暁子(かどや・あきこ)を送り込んだ。角谷は東京都出身で、慶應義塾大文学部を卒業。在学中には「ミス慶應2014」に輝いている。
能や歌舞伎などの伝統芸能を好みながらも、大学時代はダンスサークルでヒップホップダンスに励んだ。「目標は安藤優子」と公言する報道志望で、ポスト大江麻理子を目指す。『ワールドビジネスサテライト』で彼女の姿を見る日が来るか。
王者・日本テレビ期待の星は佐藤梨那(さとう・りな)。角谷と同じく慶應出身だが、こちらはミスコンとは無縁の体育会系。埼玉県出身で、慶應大学の法学部を卒業している。小中高大とバレーボールに打ち込み、ポジションはセンターを務めた。「友人たちの間では大食漢で通っている」(同級生)といい、ミトちゃんばりの食レポを期待したい。
ちなみに、国民的アイドルグループからも女子アナが誕生。元AKB48・中村麻里子が、関西では「阪神タイガースとアニメの局」として知られるサンテレビジョンに入社した。中村は千葉県出身で明治学院大学を卒業。3月までAKB48に所属。総監督の横山由依や“ぱるる”こと島崎遥香と同期だ。総選挙では選抜入りできなかったが、女子アナ界で“下克上”を果たすか!?
※週刊ポスト2017年4月21日号