有村架純(24)がヒロイン「みね子」役を務めるNHKの新・朝ドラ『ひよっこ』。高度経済成長とともに、様々な困難を乗り越えながら成長していくヒロインの姿に、すでに夢中になっているファンも多いことだろう。今後の見どころとは──。
上京後、しばらくするとみね子が勤めていた工場が倒産してしまう。困っていたときに、かつて父親も訪れたことのある洋食屋「すずふり亭」の店主に「ちょうど接客係を1人探していた」と声をかけられる。
店主・鈴子を演じるのは、『あまちゃん』で有村の母親役だった宮本信子(72)だ。『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』の著者でライターの田幸和歌子氏が語る。
「『あまちゃん』では、アイドルを目指す有村を“夏ばっぱ”(あだ名)の宮本が『バカこくでねぇ』と突き放して対立。丁々発止のやりとりが面白かった。今回も宮本が“東京の母親”になるのですから、そのやりとりに要注目です」
気になるのは、「上京」「オーディション」「ヒロインの親友が芸能界志望」など、『あまちゃん』と共通するキーワードが数多く出てくることだ。もしかしたら有村がアイドルに──と夢想せずにはいられない。
※週刊ポスト2017年4月21日号