女性セブンの名物アラカン記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の様々な事象に自身の意見をぶつけるこのコーナー。今回のテーマは「受験」です。
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「茨城県の農業高校卒。偏差値って何ですか?」というレベルの私は受験がどういうものかわからない。ハナから受験戦争、不戦敗だけど、それでも身を乗り出してしまうのが実録・お受験話なんだよね。
最近話題になったドラマ『下剋上受験』(TBS系)は、中卒の父親(阿部サダヲ)が一念発起し、自分も会社を辞めて、勉強をして、娘に教え難関私立中学に入学させた感動物語。
父親が仕事先で、「どちらの大学?」と聞かれ、「中卒大学で~す」とおちゃらけるシーンでは、「わかるわ~」と胸が熱くなったもんね。
◆「受験に恋愛はムダ」という筋金入りのプロママ
で、こちらが“父もの”なら、“母もの”は『受験は母親が9割』の著者、佐藤亮子さん。息子3人、1人の取りこぼしもなく東大医学部へ。この春はさらに末の娘まで現役合格させて、テレビや講演に引っ張りだこ。
“プロママ”こと、佐藤亮子さんの迷いのなさといったら並じゃないもの。たとえば大学入試まで、子供たちの毎日のスケジュール表は亮子さんが作り、一人ひとりにタイマーを与え、休憩時間も分単位で管理させたとか。車で塾や学校への送迎は当たり前で、全力投球で子供の勉強をサポート。さらに「受験に恋愛はムダ」と言い切るあたり、まさに筋金入りのプロママだよ。
その亮子さんも、津田塾大学を出て教員経験を2年したのち専業主婦。夫は東大出身の弁護士さん。いやいや、すごいわ~。もう「先祖が違いすぎ」と裸足で逃げ出したくなっちゃった。
◆東大医学部に入った4人の子を実名で顔出しする?