既婚読者20~80代女性368人に本誌・女性セブンがアンケート(2017年3月9~15日)を取ると、なんと29.9%が夫以外の男性に恋をしており、12%が実際に不倫をしている現実が判明。
結婚していても、子供がいても、まだまだ“女”として求められたい…そんな想いを胸に秘めた、フツーの妻たちの恋愛事情に追った。
「夫以外の人を好きになったことがある?」という質問に対しては、「はい」が29.9%、「いいえ」が70.1%に。その中で、「はい」と回答した人に「好きな人がいても夫との仲がいい?」と聞いたところ、「はい」が37.3%、「ふつう」46.4%、「いいえ」が16.3%となった。
さらに、「好きになった相手と不倫関係になった?」という質問については、「はい」が30%、「いいえ」が70%だった。
また、「不倫をしたいと思う?」という質問に対しては、「はい」が12%で、「いいえ」が88%に。「不倫ってどう思う?」に対しては、1位が「子供がかわいそう」、2位「よくやるなぁと思う」、3位「軽蔑する」となった。
実際に不倫をしている人の声をたどってみよう。
「42才の時、25才の同僚と」(48才・会社員)
「40才の時に高校の同級生と不倫関係に」(59才・会社員)
これらは、読者から寄せられた告白だ。不倫をする年代は、圧倒的に40代が多い。これに対し、『不倫女子のリアル』(小学館新書)などの著者・沢木文さんはこう語る。
「不倫経験のある主婦200人に聞いた私の独自調査によると、不倫主婦の平均年齢は42.8才。この年代は、子供が小学校の高学年くらいのケースが多く、子育ての手が離れて夜の外出がしやすくなるんです。再び仕事に出るようにもなり、出会いの機会が増えるのも特徴です」
不倫妻と夫との関係はよく、アンケートでも約8割が夫との仲に不満を感じていない。
とはいえ、夫は“同居人”となり、10年近くセックスレスという夫婦がほとんど。それが、妻の不倫を後押しする原因の1つになっている。
「更年期が始まる前に“女としてもう一花咲かせたい”と、肉体的にも、男性を求める傾向が強くなるようです」(沢木さん)
40代は夫以外の男性とセックスをする最後のチャンスだという、切実さもあるのだ。
※女性セブン2017年4月27日号