芸能

木村拓哉 移動距離7300kmの全国行脚はファンへの恩返し

主演映画のPRで10都市を巡る全国行脚

 通勤ラッシュはとうに終わりお昼に差し掛かった時間帯にもかかわらず、JR品川駅の一角は異様な熱気に満ちていた。改札口で、新幹線ホームのグリーン車乗降口で、20~30人の女性が携帯電話片手に無駄口もきかずに待機している。

 4月17日午前11時30分、彼女たちが見逃すまいと目を皿のようにして待っている、その場に現れたのは木村拓哉(44才)だった。

 女性たちはいっせいに木村の後をついていくが、一定の距離は保ったまま。5人ほどのスタッフに囲まれながらも隠れる様子なく堂々と歩く木村は、やってきた「博多行き」新幹線のグリーン車にさっそうと乗車した。

「この前々日も、木村くんは静岡へ行っていてグリーン車の同じ号車に乗っていたので、今回は私も相乗りできました。握手などはしませんでしたが、同じ空間にいられて幸せでした」(50代ファン)

 自由席券のみを購入しグリーン車の座席券を持っていないファンは、デッキ近くでうろうろ。スタッフの動きを気にしながらも時折開く扉から覗き見ようと必死な様子だ。

 さらに熱気を帯びていたのは到着先のJR名古屋駅。到着前からホームから改札口、タクシー乗り場付近まで、木村の顔写真入りのうちわなどを持った約200人の女性たちが待ちかまえていた。

 30~50代の女性が中心。木村が改札を出ると、何重にもなった人だかりから「タック~ン!」と黄色い声も飛び交う。たまたま通りかかった人たちも「キムタク?」「本当に?」と黒山の人だかりに。木村は動揺することなく、クールに車に乗り込んだ。

 静岡、そして名古屋へと連日のように木村が足を運ぶのは、主演映画『無限の住人』(4月29日公開)のキャンペーンのため。3月30日の京都を皮切りに、広島、熊本、新潟、札幌などに見参。この3週間で名古屋を含め10都市を訪れ、なんと総移動距離7300kmの全国行脚を行った。

 木村がわが街にやってくると、地元テレビ局も大わらわ。この日の名古屋では共演者の杉咲花(19才)とテレビ6媒体の収録を行ったが、普段芸能人になれているテレビ局関係者も興奮を隠せない様子でこう話した。

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