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『酒とつまみ』創刊メンバー・大竹聡氏の「憧れの朝酒」とは

朝っぱら酒を飲む魅力をとは

 酒を呑むといえば、たいてい夜のことで、朝や昼に呑むときは「朝酒」「昼酒」と特別な呼ばれかたをする。ミニコミ誌『酒とつまみ』創刊メンバーでフリーライターの大竹聡氏による週刊ポストの連載『酒でも呑むか』から、魅力的な「朝酒」についてお届けする。

 * * *
 世の中には、できるなら朝から酒を飲みてえと言って憚らない人がいらっしゃいます。中には、私の酔っ払い生活が長いことから、きっとあなたもそうでしょうと決め込んで朝酒に誘う人がいる。

 けれど私の場合、朝はたいてい、まだ大いに酔っ払っているか、ド二日酔いの真っ最中であるから、朝一から酒を飲もうということには、なかなか、ならない。

 以前、ある雑誌から、朝酒に始まって1日中ハシゴしてくれという依頼があり、できまっかいなそんなこと、と即座に断った。

 後で聞いたことだけれど、その企画、ご存じ吉田類さんと『東京煮込み横丁評判記』などの著作のある坂崎重盛さんの、両巨頭が引き受けたという。ちなみにその日、お二人のハシゴ酒は15軒に及んだという。かないまへんな。

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