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女性皇族と海外王室の「縁談」 英・タイ王室で考えてみた

女性皇族方のご活躍が期待される 時事通信社

 天皇陛下の譲位実現に向けて国会がまとめた議論では「女性宮家創設」に言及した。今後、女性皇族方のご活躍がますます期待される中、前衆議院議員の村上政俊氏による一つの試論を紹介する。

 * * *
 天皇陛下は、譲位の叡慮が強く滲んだ昨年のお言葉の中で「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」ると述べられた。

 旧宮家からの皇籍復帰にしろ、衆参正副議長が先月とりまとめた国会各会派の議論の中で触れられた女性宮家創設にしろ、皇統の永続を願う気持ちから出発しているという点では一致しているのかもしれない。

 そこで焦点の一つとなるのが女性皇族のご結婚だ。未婚の内親王、女王殿下は御年35歳の彬子女王殿下を始めとして7方おいでになる。

 敬宮愛子内親王殿下以外の方々は既に成年を迎えられ、例えば眞子内親王殿下は公務としてお一人でエルサルバドル、ホンジュラス、パラグアイをご訪問になるなど、それぞれのご活躍ぶりは大きな注目を集めている。

 ご結婚ということになれば一人の国民としてはお幸せを祈るばかりだが、議論が巻き起こっているのも確かだ。男系派の中では旧宮家の男系男子とのご結婚を望む声があるし、女系派はご結婚を機に女性宮家をと考えているようだ。

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