多額の出演料はどこへ消えた?(ANRIのツイッターより)
「逮捕される少し前の彼女はとにかくカネを欲していた。“単体女優って意外と儲からない! もっとAV出まくって稼ぎたい!”と漏らしていました」
タレントのANRIこと坂口杏里(26)の知人は、彼女の近況をこう話す。2013年に横行結腸がん(大腸がん)で亡くなった女優・坂口良子さん(享年57)の実娘である杏里が、知人のホストから3万円を脅し取ろうとして恐喝未遂容疑で逮捕されたのは、4月18日のことだった。
「被害者男性を坂口の交際相手と報じたメディアもあったが、実際に恋人関係だったかは定かではない。彼女は歌舞伎町のいろんなホストクラブに出入りしていて、あらゆる店にお気に入りがいた。いつもタクシーで店の前に横付けして一晩で数十万円を散財する。しかし、羽振りが良かったのは一時期だけで、最近はツケで飲むようになり、ホストたちも彼女を見限り始めていた」(捜査関係者)
杏里は2016年にAV女優としてデビューし、多額の出演料を受け取っているはずだが、懐事情は決して良好ではなかったという。
「デビュー作で得た2000万円ものギャラはすぐに消えました。彼女のライフワークであるホストクラブ通いのせいです。もともとホストクラブに数千万円単位の借金があって、その返済のためにAVデビューしたと言われていますから。
単体女優は希少価値を高めるため、月に1本しか出せない契約のようです。彼女の現在のギャラは1本約80万円ですが、この程度の月収ではホストクラブで豪遊できません。最近は“キカタン(企画単体系)女優になって、もっと出ようかな”と、出演制限のないカテゴリーへのダウングレードを考えているようでした」(前出・知人)
※週刊ポスト2017年5月5・12日号