真剣な眼差しで、「ねえ、本当にうちに来てよ」と迫るのは天海祐希(49才)。そんな彼女に照れた笑顔を返すのは、速水もこみち(32才)。共演中のふたりだけにドラマの一場面かと思えば、カメラは回っていない休憩時の会話。同じ事務所の先輩後輩ではあるけど、果たして──人気ドラマは現場もアツい。
テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』が、初回視聴率17.9%を記録し、大人気となっている。とにかくリアリティーを追求しているというこの作品。天海自身も役作りに徹底して取り組んでいる。
「取り調べシーンが天海さんの檜舞台ですから容疑者に対峙したときの姿勢や視線の動かし方、言葉遣いにも細心の注意を払っています。“この場面で、こういう言い方することってありますかね?”って、抑揚までチェックして。クランクイン前に髪を20cm近くバッサリ切ったことからも、並々ならぬ覚悟が感じられます」(ドラマ関係者)
緊迫したシーンが続くなか、天海が素の表情を見せるのが、もこみちの前だという。
「シリーズ2作目の共演だし、確かにプライベートでもご飯を食べるほどおふたりは仲よしですよ。でも、どちらかというと天海さんがもこみちさんを手放せないというか…。というのも、もこみちさん、自前で食材を持ち込んで、『MOCO’Sキッチン出張所』を収録現場で開いているんです。もこみちさんの振る舞う手料理に出演者やスタッフは大喜び。
でもいちばん感激しているのは天海さん。手料理というキーワードだけでも震えるのに、しかもプロ並みにおいしい。もう餌付け状態です。天海さん“もこちゃん、私の家で作って”“本当に、毎日来てくれない?”ってお誘いしていました。顔は完全マジ入ってました(笑い)」(前出・ドラマ関係者)
※女性セブン2017年5月11・18日号