世界各国の有名店や人気爆発中のメニューが続々と日本に上陸している。かつては、北米発の食事というと、大味で味が濃いイメージが強かったが、今は日本の“うま味”に注目したお店ができるほど、味のバランスや素材へのこだわりが深くなっている。
「最近の日本上陸店の傾向では、客好みにカスタムできる手法が主流になりつつあります。日本人はもともと、定食や丼での食事が中心のため、アレンジやカスタムが苦手といわれていました。しかし多人種の海外では、普通のこと。上陸店が増えるに従い、日本人にも浸透してきたのでしょう」(フードライターの西村愛さん)
L.A.発の『UMAMI BURGER』は、アメリカ・タイム誌の『史上、最も影響力のある17のバーガー』にも選ばれた超人気店。3月の日本オープン時には、開店前から150人の大行列ができた。店名の“UMAMI”は、もちろん日本語の“うま味”に由来しており、昆布やしょうゆ、しいたけなども調味料に使われている。
ひと口かじった瞬間、チーズに溶け込んだトリュフの香りと“うま味”が一気に広がるトリュフバーガーは1598円で食べられる。本格的な本場の味を、GWに日本にいながらぜひご賞味あれ。
■UMAMI BURGER
住所:東京都港区北青山3-15-5
営業時間:11~22時 無休
※女性セブン2017年5月11・18日号