Instagramに載せていた自身の写真が拡散されるごとに、「誰かわからないけどハマってしまった」「菅田将暉や綾野剛、成田亮に似てる!」などと話題を集め、フォロワー数は5000人から約17万人に爆増(5月5日現在)。今もっとも話題の俳優・モデルの花沢将人(28才)を直撃した。
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――SNSが生んだシンデレラボーイと言われていますが、今の人気ぶりをご自身ではどうみていますか?
花沢:正直、どこまで反響が広がっているのか、みなさんがぼくのことをどう見ているのか、わからないことの方が多くて。映像の仕事とか、これからもっと露出するようになってからわかってくるのかもしれません。
――エゴサーチ(自分の名前を検索して反響をみること)はしない?
花沢:たまにします(笑い)。
――無責任な発言に傷ついてしまう事もあると思います。そういうSNSの世界は怖くないですか?
花沢:怖さももちろんあります。辛らつな言葉とかもありますし(苦笑)。でも、今いただく言葉はこれまでの自分に対してであって、まだまだ自分はこれからだと思うので。怖さというよりそれをプラスにとらえていけたらなと思っていますね。
――SNSで一躍時の人になった直後、何社か争奪戦があって今の事務所に移籍されたそうですが?
同席していたマネジャー:たしかにSNSはきっかけなんですが、本人と話をした時に、真剣に今後のことを考えて、コツコツ努力するタイプだということがわかったので、そこで決めましたね。一緒にやっていけるんじゃないかなと思えたので。写真より全然チャラくなかったんです。
花沢:(照れ笑い)もともと半年くらい前から前の事務所を退所することは決まっていて、もし次の事務所が決まらなければ、フリーとして活動してもいいかなと思っていました。SNSをやり始めたのは、移籍よりずっと前からなんですけど、自分をプロデュースするのは事務所任せじゃなく、自分で発信していこうという意識はありました。
――3月に行われた東京ガールズコレクションは、ランウェイが初めてとのことでしたが、とても落ち着いていましたね
同マネジャー:マイペースなんですよ。育ちがいいから、いい意味でおっとりしてるんです(笑い)。
花沢:もちろん心の中ではすごいなって思っているんですけど。あんまりそういうはしゃいだりって…。
――かっこ悪い? ダサい?
花沢:そういうのもちょっとはあるんですが(苦笑)、でもそれ以上に、ぼくはもっと上に行きたいと思っていて。どこかわからないですけど、常にもっともっと上に行きたい。だからここで舞い上がってはいけない、と抑えてた感じですかね(笑い)。