「『カラコンをする年じゃない、気持ち悪い』なんてテレビで言うのは、おかしいです。なぜ他人から見て納得のいくおしゃれをしなくちゃいけないんでしょうか。何才で何をしようが、本人の好みなら別にいいじゃないですか」
元TBSアナウンサーの小島慶子さん(44才)はこう話す。ことの発端はバラエティー番組『かりそめ天国』(テレビ朝日系)でのやりとりだった。
久保田直子アナ(35才)が目を大きく見せるためにカラーコンタクトレンズを入れていると明かしたことで、出演者の間で激論が始まった。「裸は見せられても、コンタクトを取った姿は見せられない」と言う久保田アナをバッサリ切り捨てたのはマツコ・デラックス(44才)。
「もう年なんだからやめたほうがいいわよ!」に始まり、「ババアが盛ってどうすんのよ」「あなたに目のクリクリさは誰も求めてないんだから!」と、“35才のカラコン”を全否定。マツコに調子を合わせた有吉弘行(42才)に対し、久保田アナが応戦してスタジオは大いに盛り上がっていたのだが、番組を見ていたアラフォー女性たちの心境は複雑だった。カラコンを入れたぐらいでそこまでボロクソ言われないといけないのか…。
「放送を見ていて、私のカラコンも『ババアが盛ってる』と周りに笑われていたのかと思うと背筋が冷たくなりました。でも、今さらカラコンを外して小さな黒目に戻るのもつらい」(30代女性)
42才のコラムニスト・辛酸なめ子さんもストレートすぎるマツコの言葉にうちひしがれた1人。
「マツコさんが色味を抑えたナチュラルメイクの人だから、カラコンを入れる人の気持ちはわからないのかもしれませんが、年齢のことを言われると女性としてつらいですよ。マツコさんなら、女性の気持ちをわかってくれると期待してたんですが…」