インスタント食品をそのまま食べるだけでは味気ないが、わざわざ具材を切ったり調理したりするのは面倒臭い。そんな時にはあるものを“ちょい足し”するだけで、格段においしくなるという。
◆カレーヌードルに納豆
意外な“相乗効果”を生むのが、『カップヌードルカレー』(日清食品)と納豆の組み合わせだ。『極ラクめし』などのレシピ本を出している“料理勉強家”のヤスナリオ氏はこう語る。
「通常の手順で作ったカレーヌードルに納豆を入れて混ぜるだけで、カレー専門店で出されるようなマイルドな豆カレー風になります。納豆は熱を加えるとネバネバがなくなり、ひよこ豆のようになります。食べやすい上にヘルシーですよ」
◆カップ麺に鯖の水煮缶
『激ウマ!! チョイ足し一人飯!! めしバカ 独身サラリーマン家呑み編』などの著書がある漫画家のロドリゲス井之介氏は、カップ麺のこんな楽しみ方を伝授する。
「鶏ガラスープのカップ麺に鯖の水煮缶を半分くらい入れると、贅沢な和風ラーメンに変わります。もっと贅沢にしようと思ってチャーシューをのせてみたら、チャーシューの高級感が勝ってしまいました。鯖缶くらいだとちょうどよく馴染んで、贅沢感が得られます」