20代を中心に話題を呼んでいるカジュアルファッションマガジン『Maybe!(メイビー)』が5月18日に発売される。3号目となる今号のテーマは「教えて!恋愛事情」。白石和彌監督によるオリジナル誌上ムービー『地球最後の恋』や、元看護師、ヘルス嬢という異色の経歴を持つ漫画家・沖田×華(おきたばっか)のリアリティ漫画新連載など、今回もさまざまな特集が組まれている。
そのひとつ『教えて!恋愛事情特集』では、窪塚洋介やジェフ・ミルズ、宇宙飛行士の金井宣茂など、有名人12人のインタビューが掲載されている。そのうち、窪塚のインタビューの一部を抜粋して紹介しよう。
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俺自身、16歳で俳優デビューして、結婚して子供ができて、一つひとつ積み上げてきたつもりだけど、あるとき(ビルから)落っこちたら全部なくなっちゃって。でもそれが自分にとってリセットみたいなもので、結果として音楽っていう新しい世界に飛び込むきっかけになった。そこからまわりの人たちや自分自身に対する理解が深まっている気がしていて。「ありがとう」って言葉ひとつにしても響き方が変わったし、逆に自分が発するときも出てくる根元から想いが大きくなった。
10代の頃は相手が喜びそうなきれいな言葉を見つけたり、物に変えたりとかしてた。今でもそれは大切にしてるけど、やっぱり行動がすべてだなと思う。実際、一昨年の20周年パーティーで嫁にプロポーズしたし、今も毎日お互い「愛してる」って言い合ってる。息子にも同じように伝えているんだけど、まだ13歳だから照れちゃうときもあって、そのときは「I LOVE YOU」に変えたり。そのほうが言いやすくて(笑)。後で気付くことも愛だけど、それだともったいないから、自分が今愛している人には愛してるって絶対言った方がいいよ。
◇窪塚洋介(くぼづか・ようすけ)
1979年神奈川県横須賀市生まれ。俳優の他、レゲエDJ「卍LINE」としても活動中。6枚目となるアルバム『真説~卍忍法帖~福流縁』を5月17日より4週連続で発売。計27曲とMV12曲を収録。発売中/CD各2500円、DVD3000円/AMATORECORDZ
Photo:わたなべよしこ
Hair&Make-up:日野泰治