40年以上の歴史を持つ健康雑誌『壮快』が「セックスで健康になる」という理念で2014年5月に立ち上げたのが『壮快Z』。その第6号が5月15日に発刊された。同号には、健康雑誌で培ってきたノウハウを活かし、簡単かつ効果的な性力アップ術も掲載されている。
考案した医師自らが「持て余すほど性力が爆発した」と太鼓判を押すのが「かかとテープ」だ。左右のかかとに、伸縮性のあるキネシオテープ(テーピング)を貼る、ごく簡単な方法だ。そのやり方は、
(1)かかとのやや上方から足の裏にかけ引っ張りながら2本平行にテープを貼る。
(2)1のテープの上端と下端を留めるように貼る。1と2を繰り返して二重にする。
というもの。考案者の加圧治療院院長・蘆原紀昭氏が解説する。
「高齢者は加齢によってかかとの骨が傾き、足や腰の関節も硬くなって、上手く歩くことができない人が多いのですが、下半身の筋力が衰えると、股間周辺の血流が悪くなり性力も減退してしまう。そこでテープを貼り、かかとの骨の傾きを矯正するのです。
テープが補助具のような役割を担い、足が軽快に上がるようになります。歩く時に一歩一歩の蹴りが強くなり、下半身が鍛えられる。かかとは性力アップを考える上で重要な部位なのです」
20分のウォーキングを1日2回、1か月継続すれば効果が実感できるという。
※週刊ポスト2017年5月26日号