スポーツ

塩、仕切り、ヒゲ… 力士たちのゲン担ぎに込められた意味

ゲン担ぎをする力士は多い

 角界はとにかくゲン担ぎが盛んだ。部屋と国技館の往復の道順を決めていて、負けるとそのルートを変える力士もいる。初日の前夜は鶏肉を入れたちゃんこ鍋にする部屋が多く、「ニワトリのように二本足で立っていられる(手をつかない)ように」との意味が込められている。

「横綱・鶴竜は平幕時代にモンゴルから両親を呼んだところ4連敗した。それ以来、両親も遠慮して本場所にほとんど顔を出さなくなった」(協会関係者)

 小結・御嶽海は土俵下控えに向かう花道の奥に来ると、蹲踞して目をつぶり、塵手水を切る所作(手を2回すり合わせてから柏手を打ち、左右に大きく広げて手のひらを上向きから下向きに返す動作)に余念がない。

「学生時代(東洋大出身、4年生時に学生横綱、アマチュア横綱)からずっと続けているそうです。やはり、所作を怠った時の取組に負けたから続けていると聞く」(スポーツ紙デスク)

 支度部屋へ目を転じると、石浦(前頭11枚目)や豊響(同13枚目)は、「お守りを握りしめてブツブツと呟いている」(同前)姿が目撃されているし、記者による囲み取材の「場所」にもそれぞれこだわりがある。

 小兵の新鋭・宇良(前頭10枚目)は、「初日から3連勝したが、記者が取り囲む取材場所は必ず支度部屋の外の通路。最初は他の力士への遠慮から始まったことのようですが、それで好調が続くので途中からゲン担ぎの意味合いが出てきた」(NHK関係者)という。

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン