育った環境や文化が違う国際結婚では、何かと難しいことも少なくない。東京都に住む外資系証券会社の契約社員Mさん(34才)は、貿易会社経営のイギリス人男性(40才)と結婚して6年目。3才の長女とともに幸せに暮らしているが、けんかの時はとんでもないことになるという。Mさんが告白する。
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イギリスに短期留学していたとき、パブでナンパされて意気投合。国境を超えて結ばれたといえば、聞こえはいいわよ。だけど、いったんけんかになるととんでもない日本語が出るの。
この前も、寝起きの悪い夫にちょっと文句を言ったら、むくっと起き上がって、「なぜ私はあなたと結婚したか。それは、あなたが美人じゃない日本女性だからです!」ってこうよ。
「イケてるイギリス男は同じ国の美人と結婚します。イケてない男は妥協して日本女性と結婚するんです」と。
「中でもあなたはイケてなくて安心だから声かけたんです。あんまり調子に乗らないでください」と一気に。
「へぇ、自分がイケてないってわかっているんだ?」と反撃すると、意味不明な英語でわめきたてたけどね。
で、翌朝は、日光猿軍団かってくらいの大反省ポーズ。これを年に15回は繰り返すって、国際的バカダンナとしかいいようがないわ。
※女性セブン2017年6月8日号