NHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』(毎週月~土 8:00~)が人気だ。派出所に勤務する警察官・綿引正義を演じる竜星涼(24才)に、朝ドラへの思いを聞いた。
「亡くなった祖母が、唯一見ていたドラマが“朝ドラ”だったんです。朝、畑仕事をしてから日課として見ていたので、もう少し早く出演できたらよかったな…と思うんですけど。幅広い世代のかたが見る作品に出演できて、本当に幸せです。
別の作品で共演している安田顕さんに“竜星くん、昭和顔だよね!”って言われたんですよ。“昭和顔なんだ”と思ってうれしかったですね! 正義は警察官で律儀で誠実な人。自分で言うのもおかしいですけど、ぼくも意外と真面目なので(笑い)。彼の心情はよくわかるなと思いながら演じています。
高度経済成長期というエネルギッシュで熱い夢のあった時代の空気を、作品を通してみなさんに届けられたらうれしいです!」
そんな竜星は、朝起きたらまずすることはコンタクトを入れて視界良好にすることで、朝は強いという。しかし、なぜかゆっくりしてしまうので、寝坊してないのに家を出るのがギリギリになりがちなのだとか。また、同作の舞台は、1964年の東京五輪のあたりだが、五輪に出るならば「走り高跳び! サッカー部だったのに、陸上部の先生に頼まれて走り高跳びで大会に出たら優勝した(笑い)」と語った。
撮影■江藤はんな(SHERPA)
※女性セブン2017年6月8日号