三角ビキニ姿の彼女が登場するや、報道陣から「おおお~!」と感嘆の声があがった──。石田えり(56才)がプライベートジム「RIZAP(ライザップ)」に挑戦。3か月で体重4.9kg減、ウエスト14.5cm減、体脂肪率約6%減で、「胸よりお腹が出ていた」という体は女性らしいメリハリボディーに大変身した。男性週刊誌でも23年ぶりのグラビアに挑戦。惜しげもなく裸体を披露、2週連続で掲載されるなど話題を呼んでいる。
同じく50代のエド・はるみ(53才)も負けていない。今年4月にライザップのCMに登場、5か月で体重63kgから45kgと18kg減、体脂肪率は36.7%から17.7%に。二の腕やふくらはぎなど筋肉のラインも美しいと評判になっていた。
ライザップは毎日3食、食事の内容すべてをトレーナーに報告したうえで、さらに専用の個室ジムでの筋トレや、トレーナーとのメンタルケアを行う。
「コースは2か月で最低30万円はかかります。特別なことをするというより低糖質の食事のアドバイスや運動など個人にあわせて徹底的に管理してくれるので確かに挫折しにくいんです」(ライザップ体験者)
その甲斐あり、石田もエドもライザップ後はまるで別人。
「どちらがしっかりやせたかといえば実はエドさんのほう。脂肪も落として体が引き締められています。石田さんは胸や腹にはほどよい肉付きを残している。よりセクシーに見えるという意味では、軍配は石田さんでしょうか」(美容ライター)
かつては公私ともにセクシーなイメージが強かったが、ここ最近は浮いた噂もなかった石田。冒頭の会見では、「恋愛をしてみたい」と話し、身も心も軽くなった様子だった。
一方エドも最近テレビで見かけなくなっていたが、イキイキとした表情で「昔のようにマラソンも楽しみ」と語る。
2人のような大変身を遂げてみたいけど、年を重ねるほどやせにくくなる。体重は落ちても、肝心のお腹回りや背中は変わらないまま、頬や胸ばかりそげてしまったり…50才オーバーのダイエットは難しい。しかもライザップは地方には店舗が少なく、費用も簡単に出せる金額ではない。
そんな読者のために、最低限押さえておくべきポイントをボディメイクスタジオunite代表の岩田潤一郎さんに聞いた。
「急激なダイエットはたるみやしわの原因になるので、3か月~半年程度かけましょう。まず食事は動物性脂質を減らすために牛や豚の赤身を選び、鶏肉なら皮をとります。糖質の多い白米は半分に減らす。運動も、テレビを見ながら空気イスや腕立てのポーズを30秒とるボディーキープから始めましょう」
※女性セブン2017年6月15日号