警察ドラマのなかでも、規格外のアクションシーンなどで注目度ナンバーワンとの呼び声も高いのが小栗旬(34才)と西島秀俊(46才)がW主演を務める『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)。
「テレビドラマ史に残るアクションシーン」
主演の小栗がそう胸を張っているのは第8話。カルト教団に乗り込んだ小栗、西島ら特捜班5人が、150人ちかくの出家者を相手に、7分30秒のノンストップバトルを繰り広げた。
「アクションの練習に1か月、現場の下見を5回以上した上で、リハーサルも2日かけたという撮影だけあって圧巻との大評判でした。特に小栗さんと西島さんの最後の見せ場は、鳥肌もので、視聴率も前話から2%近くアップしました」(テレビ局関係者)
もともと小栗と西島は、2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で共演しているが、同じ現場はわずか2シーンだった。今ドラマが本格的な共演となったわけだが、“始まり”は2年前に遡る。それは小栗がドラマ『ウロボロス』(TBS系)の撮影をしていたときのこと。
「ちょうど同じスタジオで、西島さんがドラマ『流星ワゴン』の撮影をしていたそうなんです。実は小栗さんは数年前に、『CRISIS』の原案・脚本を手がける金城一紀さんからアイディアを聞いていて、テレビでは描くのが難しいけど、西島さんとならできるかも!と思いを募らせていたんですって。
だから小栗さんはスタジオで西島さんを見つけてすぐに口説いた。西島さんは笑いながら『何かあったら言ってくれよな』と快諾したんですが、小栗さんとしては疑心暗鬼だったそうで、だからこそ今回の共演は飛び上がるほどうれしいと聞いています」(芸能関係者)
特捜班の班長を演じる田中哲司(51才)の「3年目の浮気」が注目を集めているものの、ドラマはクライマックスへ向けてますます目が離せない。