個性豊かな7人の女囚たちが繰り広げるバトルで注目を集めているドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系、毎週金曜23時15分~)。ドラマのロケが行われている某県にある“刑務所”を取材した。
本誌・『女性セブン』としては気になるのはドラマのタイトル。「まさかのパクリでは!?」と聞くと、プロデューサーの山田兼司さんは恐縮しながらこう言う。
「いや、ほんとすみません(笑い)。最初は『七人の女囚』っていう仮タイトルだったんです。でも企画会議で女囚セブンって語呂がよくないか?という意見が出て…。女囚という言葉は、女性受刑者といわれるようになった今の時代、あまり使われないのですが、女囚セブンという言葉になるとなんだかポップな感じがする。『女性セブン』が先にあったからこそ成立したタイトルです」(山田さん。以下「 」内同)
なんだかうれしい! そして制作にあたっては実際の女性刑務所を取材。
「ピンクの囚人服や共同室の雰囲気などは実際の刑務所をモチーフにしました。元女子刑務所所長のかたにも監修についていただきリアルにもとづき、デフォルメもしています」
コメディーでありながら、待機児童問題、女性の貧困をテーマにするなど、硬派な要素も盛り込む。6月9日放送の最終回では、脱獄した女囚たちが内藤法務大臣(高嶋政伸)と最後の対決に挑む。