国内

「異能の主婦」21年前の上智大生殺人放火事件の犯人を視る

「異能の主婦」が透視した上智大生殺人放火事件の犯人は女装家

 稀代の霊能力者がまたも衝撃の告白をした。今回“視えた”のは、21年前に起きた上智大生殺人放火事件。いまだ犯人の捕まらぬこの重要未解決事件の被害者女性が、「異能の主婦」の枕元に立ったのだという。衝撃のイラストと共に、彼女の口から戦慄の一部始終が語られた。

《最近、夢にある女性が出てきまして…。そのことでちょっとご相談があるのですが》。女性セブン記者に一通のメールが届いたのは、5月下旬の早朝のことだった。

 送り主は、栃木県在住の主婦・A子さん(50才)。電話をかけるとワンコールですぐに出た。

「突然すみません。このところ、毎晩私の枕元に女子大生が立つんです。自分は21年前に東京の柴又で殺された上智大生だと。彼女の声があまりに強烈なもので、私もうなされてしまって…」(A子さん)

 ただごとではない、と記者が栃木に急行したのには理由がある。彼女は女性セブンが2015年から幾度か報じてきた「異能の主婦」その人だからだ。

◆県警も頼るほどの存在に

 並外れた霊感と透視能力で数多の人を救ってきたA子さんは、地元でも知る人ぞ知る霊能力者。本誌・女性セブンが彼女に初めて接触したのは、2年前の夏にさかのぼる。

 発端は、2005年に栃木県今市市で起きた小1女児殺害事件で、2014年6月、殺人容疑で同県鹿沼市在住の無職・勝又拓哉容疑者(当時32才)が逮捕されたことだった。

 女性セブンの取材により、2007年、捜査に難航した栃木県警がA子さんに捜査協力を要請していた事実が発覚。驚くべきはその内容で、県警がA子さんに犯人の透視を依頼した結果、彼女はその時点で犯人の年齢、風貌、名前にいたるまで、全て完璧に当てていたのである。

 A子さんの透視能力は、写真や映像を見ると、その人物が見ていた風景や聞こえていた音が頭に流れ込んでくるというもの。

 普段は専業主婦だが、これまでも地元民のために数々の透視やお祓いを引き受けており、その名は県警が頼るほどとどろいていたのだ。

 いわく、A子さんの元には一昨年末、世田谷一家殺人事件の被害者、宮澤みきおさん(享年44)も“訪れて”おり、女性セブンはその際、改めて犯人像を透視してもらった経緯がある(女性セブン2015年1月22日号)。

 メールを受け取った当日夕刻、A子さんの自宅を訪れると、さっそく最近起きている異変について明かしてくれた。

「その上智大生はまだ現世を彷徨さまよっていて、“犯人を捕まえてください”と叫んでいました。自分の声が聞こえる人を探して、私の所に来たようです。犯人の特徴も詳しく話していました。とても悲痛な声でした」

 東京・葛飾区の柴又で当時上智大学4年生の小林順子さんが殺害されたのは、1996年9月9日のこと。自宅が放火され、焼け跡の2階寝室から順子さんの遺体が発見された。遺体は両手を粘着テープで縛られ、口をふさがれていた。

 首には複数の刺し傷があり、警察は殺人事件と断定して捜査を開始。現場に残されたマッチ箱や布団に犯人のものと思われる血液が付着しており、DNA鑑定の結果、血液型はA型だと判明している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン