クリッとした大きな瞳に9頭身の美ボディーで、『ミス・ワールド2013』日本代表の経歴を持つ田中道子(27才)。昨年、モデルから女優へ転身、西田敏行の愛人秘書役で注目を集めた昨秋の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)に続き、現在は2作品目となる『貴族探偵』(フジテレビ系)に“日本一美しい鑑識”として出演している。
1日1食でスレンダーな体形を維持してきたが、女優として食への意識も変わったと言う。
「自分は、清純派という雰囲気ではない。例えばホステスとか女性的な役が増える気がしているんです。ですから、やせているより、丸みを帯びた体を目指したいなって。今は1日2食に切り替え、トレーニングをしながら体重を増やしています」
ただしそこは世界に通用するモデル。食べ方にもこだわりが。
「酸化した油は肌荒れを招くので、調理して時間が経った揚げ物は控えます。パワー源の炭水化物は控えずに、お野菜中心にお魚やお肉、たんぱく質を」
現場では芝居に取り組む意識を高める日々なのだと話す。
「刑事役の生瀬(勝久)さんが、“目が大きいと、まばたき一つにも意味が出てしまうから、この役ではしない方がいい”と、教えてくださったんです。凄惨な現場ほど燃える鑑識役が落ち着きなくまばたきしていたら、自信なさげに見えますものね。生瀬さんも目が大きいので、ご自身が見つけた演技の上での“宝”を教えてくださり、感激しました」
温かい現場で、彼女自身も演技のアイディアを積極的に出せるようになったという。
撮影/山田涼香
※女性セブン2017年6月22日号