日本に韓流というカルチャーを生み出すきっかけとなったドラマ『冬のソナタ』から13年。監督のユン・ソクホが初めて手がけた映画『心に吹く風』が公開される。監督生活30年を前に全編日本語・北海道ロケで撮影した作品で、同氏は「初恋」と「道ならぬ恋」を描く。
そんなユン監督は、『愛の挨拶』(1994年)で、ペ・ヨンジュン(44才)を発掘。その後、『冬のソナタ』(2002年)でも起用し、アジア中に韓流ブームを巻き起こす。ヨン様はパイオニアでありながら、近年は実業家として活躍している。
ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン(45才)、イ・ビョンホン(46才)とともに韓流四天王といわれたウォンビン(39才)。『秋の童話』(2000年)で監督に抜擢され、ソン・スンホンのライバル役を演じ人気を博す。日韓共同制作ドラマ『フレンズ』(2002年)では深田恭子(35才)と共演して話題に。
『春のワルツ』(2006年)で監督に見出されたハン・ヒョジュ(30才)。その後、『華麗なる遺産』(2009年)などに主演。時代劇『トンイ』(2010年)で国民的女優に。監督は彼女の抜擢理由を「子供のような純真さと神秘的な感受性が役にぴったり」と語っている。
ソン・ヘギョ(35才)も、『秋の童話』で監督に起用され、大人気に。その後、共演のイ・ビョンホンと恋人関係に発展した『オールイン』(2003年)や『太陽の末裔』(2016年)などに主演。監督は、当時まだ2~3番手クラスだった彼女を主演級の女優に押し上げた。
オーディション番組『スーパースターK』を経て歌手デビューしたソ・イングク(29才)。当時まだ無名だった彼を『ラブレイン』(2012年)でチャン・グンソク(29才)の友人役に大抜擢。その後、『応答せよ1997』(2012年)で大ブレークを果たす。
撮影/森浩司
※女性セブン2017年6月22日号