国際情報

韓国政府がひた隠す「元慰安婦の9割が日韓合意に納得」

釜山慰安婦像の撤去を訴える男性 YONHAP NEWS/AFLO

 駐韓日本大使と釜山総領事の“一時帰国”にまで日本政府を怒らせた「釜山総領事館前慰安婦像」騒動は、不法設置から半年経った。大使も総領事も現地復帰したが、韓国側では新政権発足という過渡期的状況下で動きはない。

 6月下旬、久しぶりに釜山を訪れたが、釜山・慰安婦像のたたずまいは、先輩格のソウル日本大使館前の慰安婦像に比べると意外に静かだった。ソウルでは反日学生たちが像のそばに不法ビニールテントを張り、寝泊まりして像を“死守”。周辺には横断幕やら張り紙やら無秩序に掲げられ、像には帽子をかぶせたり服を着せたり“擬人化”が盛んだが、釜山ではそんな雰囲気はまったくない。

 ソウルでは最強反日団体の「挺対協(挺身隊問題対策協議会)」のデモと集会が毎週、慰安婦像前で行われ、マスコミを賑わせているが、釜山ではそんな定例イベントもない。釜山では一時、慰安婦像に反対する市民が像の横にゴミをもってきて「一緒に捨てろ!」などという“親日パフォーマンス”さえあった。反日一色のソウルとは一味違う。

 韓国南端の港街・釜山は日本に近く、日本に対する親近感が強いせいか、本音ベースでは「(慰安婦像設置は)日本への不必要な嫌がらせ」という声も結構聞かれる。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン