芸能

海老蔵と“麻耶ママ”「いつまでもこのままで」といかぬ事情

海老蔵一家を待ち受ける梨園の事情とは?

 小林麻央さん(享年34)の葬儀が営まれて1週間後、市川海老蔵(39才)と長男・勸玄くん(4才)の姿は歌舞伎座(東京都中央区)の舞台上にあった。七月大歌舞伎で勸玄くんは父親と一緒に史上最年少の宙乗りを披露し、割れんばかりの拍手喝采──長女・麗禾ちゃん(5才)は客席で2人の姿を見守っていた。

 家に帰ってきてもママはもういない。ただ、父子3人にはいつも笑顔で寄り添う女性がいる。麻央さんの姉・小林麻耶(37才)だ。

 6月末のある日は麗禾ちゃんを幼稚園に迎えに行き、一緒に夕食をとって帰宅。そのまま海老蔵の自宅で、家族で一晩を過ごした。麻耶は子供たちが通う幼稚園でもすっかりママ代わり。送り迎えをする姿も今や当たり前の朝の光景で、ママ友達とも挨拶を交わす仲だ。

《幼稚園の先生方、幼稚園のママさんたち 皆様に気遣っていただき、感謝の連続です》(7月2日付の麻耶のブログより)

 さらにお受験の面倒を見るのも麻耶の役目。

「麻央さんが亡くなった数日後、某名門私立小学校のオープンスクールに麻耶さんが麗禾ちゃんを連れて参加していました。麗禾ちゃんは年長さんだから来年は小学校受験。麻耶さんはすっかり“お受験ママ”のようでした」(学校関係者)

 麻央さんの闘病中、麻耶が看病と育児に明け暮れてきたことは本誌でも報じてきた通りだ。そんな麻耶の献身に対し、海老蔵もブログに《いつも麻耶さん 優しいです》と感謝の気持ちを記していた。

「在宅治療に切り替えた5月以降、麻耶さんとお母さんは海老蔵さんの自宅で一緒に寝泊まりして看病していました。留守中もずっとです。2月末に引っ越したマンションですが、麻耶さんとお母さん用の部屋もあり、麻耶さんは麻央さんが亡くなった今もそこで生活を続けている状況だそうです」(麻耶の知人)

 麻央さんの最期の日も麻耶と母親が看病していて、容体の急変をLINEで舞台出演中の海老蔵に知らせた。麻央さんが亡くなった後も、子供たちと“麻耶ママ”の関係は続いている。

◆独り身の歌舞伎役者もいる

《生まれた時から可愛くて可愛くて、どうしてこんなに妹が好きなんだろうと自分でも不思議に思ってしまうくらい心の底から大好きでした。世界一愛しい存在です》(6月26日付ブログより)

 麻央さんの葬儀の日、麻耶はこう綴った。麻耶にとって、最愛の妹が遺していった子供たちは、わが子同然の存在だろう。亡くなった姉妹の幼い子供たちの面倒を、姉や実家の母親が見るというのは一般の家庭ならよくある話かもしれない。しかし、海老蔵は歌舞伎の名門・成田屋の総領だ。

関連記事

トピックス

異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
いい意味での“普通さ”が魅力の今田美桜 (C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』ヒロイン役の今田美桜、母校の校長が明かした「オーラなき中学時代」 同郷の橋本環奈、浜崎あゆみ、酒井法子と異なる“普通さ”
週刊ポスト
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン