国内

風水師が小池都知事を分析「運気味方に勝つべくして勝った」

小池都知事にとって今年は「収穫期」の年

「ジャケット、緑じゃないんだ」──ジャーナリストの池上彰氏(66才)は開票のテレビ中継で思わずそう呟いた。

 言わずもがな、小池百合子・東京都知事(64才)の勝負服は「グリーン」だ。都議選では連日、白いパンツに緑色のカーディガンを着て街頭演説に奔走した。

「小池都知事は風水を参考にしているのではないか」と指摘するのは、風水建築デザイナーの直居由美里さんだ。

「1952年7月15日生まれの小池都知事は、風水の九星術でいうところの『三碧木星』で、ラッキーカラーはグリーンです。グリーンは人の心を落ち着かせて、周囲に人が集まってくる、つまり『人気運』を高めてくれる色でもあります。彼女は金色の長財布を持っているようですが、金運を高めてくれるだけでなく、あらぬバッシングからも守ってくれるアイテムでもあります。しかも、今年は『三碧木星』との相性がいい。彼女には風水の知識があり、上手に取り入れているように思います」

「選挙の勝ち負けは、風が吹くかどうか」とはよくいわれるが、“風”とは、いわば時の運。多くの政治家が“験を担ぐ”のはそのためだ。

「小池さんはよく“支援者のかたから縁起がいいってもらったのよ”といって、小物などを身につけたり、身の回りに置いたりしていますよ」(小池都知事の知人)

 彼女が率いる『都民ファーストの会』の女性候補者、いわゆる“小池ガールズ”たちもグリーンのジャケットやシャツを身につけて戦い抜いた。

「樹木というのは1本では立っていませんよね。たくさん寄り集まって森林になっています。人は木々に囲まれると、癒されて心地よくなるはずです。候補者やスタッフなど、たくさんの人が一緒にグリーンを身につけて“森”を作ると、自然に人が集まってくる心地よさがあるんです」(前出・直居さん)

 運命の7月2日の投開票日。開票センターに駆けつけた小池都知事は圧勝の報を聞いて「望外の結果」と喜んだが、意外にも身につけていたジャケットはグリーンではなくネイビー。冒頭の池上氏だけでなく、テレビ中継を見ていた人も驚いたが、前出の直居さんはこう分析する。

「紺色は『冷静沈着』を表す色です。大勝にも浮かれていない、落ち着いている印象を周囲に与えるので、あえて選んだのだと思います。そもそも今年は『三碧木星』にとって『収穫運』の時期にあたります。季節でいえば、実り多き秋。自分が戦わなくても、周囲が守ってくれる運気です。しかも、安倍晋三首相(62才)や下村博文・自民党都連会長(63才)は今年、運気を味方につけられない『天中殺』です。小池さんは運気を味方につけて、勝つべくして勝ったといえるのではないでしょうか」

※女性セブン2017年7月20日号

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