秋篠宮家の長女・眞子さま(25才)と小室圭(25才)さんの婚約発表会見は7月8日に行われる予定だったが、九州の大雨被害の影響を鑑み延期となった。喜びの声が届くのはもう少しだけ先となりそうだ。通常皇族方の会見では、事前に宮内庁の担当記者から質問内容が提出され、それに回答される形で進行される。さらに追加質問として「関連質問」が行われるが、今回の会見ではその時間は設けないと宮内庁から通告があったという。
2014年の皇太子さまのお誕生日会見ではこんなことがあった。関連質問で、長期の療養生活を送られていた雅子さまについて「海外への私的訪問をどう思うか」という質問が飛んだのだ。宮内庁関係者が語る。
「過去に、“私的な海外訪問は雅子さまの治療に効果的”という医師団の見解が示されたことがありました。それを受けての質問でしたが、公務が十分に果たせない状態が続いていた雅子さまにあって、治療のためとはいえ海外に行くことは“仕事もせずに遊んでばかり”というあらぬ批判を受けかねません。一方で、実際にその頃、海外を私的訪問する準備が進められていたといいます。ただ、調整段階だったために明言することもできなかった。どう答えるべきか、皇太子さまが窮する様子もみられました」
毎年誕生日会見や海外訪問に際しての会見などを行われている皇太子さまでさえ戸惑われることもある関連質問だけに、今回、眞子さまと小室さんの会見では“事前規制”が行われたというわけだ。
「5月17日に行われた小室さんの緊急会見で、その日の朝に眞子さまから電話で“行ってらっしゃい”と言われたことなどを明かしてしまったことがまずかった。大変ほほえましいエピソードですが、宮内庁としては、あの段階では眞子さまとの関係性などは何も明かしてはいけなかった。
加えて、現在は弁護士の補助をするパラリーガルとして勤務する小室さんの、将来設計や経済状態を不安視する声もありますし、小室さんのご家族に関する質問が飛ぶことも考えられるわけです。眞子さまご自身も『会見慣れ』されているわけではありませんから、鋭い関連質問に対し思わず何か口をついて出てしまうことを懸念したのでしょう」(別の宮内庁関係者)
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年7月20日号