入会審査を通り、少なからぬ金銭の対価としてうけられる「特別な世界」の医療サービスがある。そのサービスとは、どんなものなのだろうか。
国内外に施設を持つ総合リゾート企業・リゾートトラストグループのメディカル事業部門が展開する「グランドハイメディック倶楽部」は、山梨の山中湖、大阪、名古屋などに高級会員制医療サービスを立ち上げている。
1994年に「ハイメディック山中湖」で検診を開始して以来、施設を増やしていき、2006年には東大病院と提携して「ハイメディック・東大病院」を立ち上げた。東大病院が産学連携を目指した「22世紀医療センター」内に設立され、東大病院の第一線で活躍する医師の診察を受けられるのだ。
グランドハイメディック倶楽部のサービスを受けるには入会金225万円を支払い会員資格を得て、別途年会費50万円が必要。パンフレットを見ると、どの施設も豪華な印象を受ける。