「この名古屋場所では、“負けられない”と意気込む力士たちがいる」──ある若手親方はそんな言い方をした。
2月と6月は地方巡業がないため、力士にとっては“結婚式シーズン”となる。この6月にも佐田の海(前頭14)と琴勇輝(同)、十両の誉富士が華燭の典を挙げた。
「佐田の海と誉富士は、角界イベントの“聖地”として知られる水天宮のロイヤルパークホテル(東京・中央区)で、琴勇輝はホテルニューオータニで披露宴を行ない、いずれも500人近い出席者を集めた」(担当記者)
他にモンゴル出身の荒鷲(前頭12)や石浦(同8)、千代の国(同11)も結婚を公表した。
「結婚直後の場所は“祝儀場所”と呼ばれ、気合いも入って大きく勝ち越すことが多い。今場所はいずれも下位力士ですが、台風の目になるかもしれません」(同前)