1年の半分を花火撮影に費やす写真家、それが冴木一馬氏だ。冴木氏は、報道カメラマンを経て1987年から花火の撮影を始める。1997年、花火師(煙火打揚従事者)の資格を取得。以来、ハナビストを名乗り、国内外の花火を撮影し、花火の歴史や文化を研究している。
そんな冴木氏が撮影した花火の中から、この夏、見に行きたい全国の花火を3つ紹介しよう。
【直径500mに及ぶ二尺玉の迫力】
■神明の花火(山梨県西八代郡市川三郷町)
【開催日】8月7日【場所】三郡橋下流笛吹川河畔【打ち上げ数】約2万発
【概要】県内の業者が合同で上げるため花火が比較できて楽しい。直径60cmもの二尺玉は打ち上がると約500mにもなる。