スポーツ

横綱・稀勢の里が迫られる「年内全休」の決断

稀勢の里はに「万全の状態に戻る」ことができるのか

 横綱昇進を果たしたばかりの稀勢の里が、故障を抱えたまま強行出場した名古屋場所では、2場所連続となる途中休場に追い込まれた。稀勢の里フィーバーに沸いたメディアの動きにも、微妙な変化が見られる。

 名古屋場所4日目、14歳にして将棋界の連勝記録を塗り替えた“時の人”である藤井聡太四段が観戦に訪れた。

「NHKの招待による観戦で、藤井四段は支度部屋にもやってきた。本来なら人気者の稀勢の里と絡んでもらうところですが、すでに2敗を喫して笑顔はなく、代わりに白鵬とのツーショット撮影の場が設けられた。白鵬がスポットライトを奪い返した構図となりました」(スポーツ紙デスク)

 稀勢の里が所属する田子ノ浦部屋関係者の表情は厳しい。

「稀勢の里は先代師匠(先代・鳴戸親方=元横綱・隆の里)の“力士は休場すべきでない”という教えを大切にしているが、次に出る時は本当に万全の状態でなければならない。次の9月場所はもちろん、11月の九州場所も休場して、来年の初場所での再起を期すことを周囲は促している。とにかく進退が懸かった戦いになる」

 問題は、本当に「万全の状態に戻る」ことができるのかだ。稀勢の里の持ち味といえば、左からの強烈なおっつけで相手の差し手を封じ、そのまま左を差しての一気の寄りだ。にもかかわらず左腕と左胸を繰り返し負傷しての連続休場である以上、「相撲のスタイルを変えるしかないんじゃないか」(協会関係者)という声が上がるのも当然だろう。

関連記事

トピックス

田中圭と15歳年下の永野芽郁が“手つなぎ&お泊まり”報道がSNSで大きな話題に
《不倫報道・2人の距離感》永野芽郁、田中圭は「寝癖がヒドい」…語っていた意味深長な“毎朝のやりとり” 初共演時の親密さに再び注目集まる
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
週刊ポストに初登場した古畑奈和
【インタビュー】朝ドラ女優・古畑奈和が魅せた“大人すぎるグラビア”の舞台裏「きゅうりは生でいっちゃいます」
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン